今回は、サポートチームの指導者から要望があり,
「ジャンプ力アップトレーニングの考え方」についてまとめました!
内容のレベルは、「小学生低学年レベル」〜「プロ!!」
いや、幅広すぎ!!
っとツッコみたいあなた。
ダマされたと思って読んでください。
もくじ
①:「高く跳ぶこと」ばかりやっていませんか?
②:身を守り、恐怖心をなくすトレーニング
③:着地練習をやりまくる
◉「高く跳ぶこと」ばかりしていませんか?
アスリートをサポートする中で、
以下のような練習をよく見かけます。
これらの練習をした結果、足首、膝、腰を痛めている方が多いです。
ケガを繰り返していては、パフォーマンスアップに注ぐ時間が失われてしまいます…
では、どうすればいいのでしょうか?
◉身を守り、恐怖心をなくすトレーニング
高くジャンプを行うということは、高いところから安全に着地できる必要があります。
NBA選手の垂直跳びが平均80cmとすると、
ジャンプを行った時の視線は3mを超え、
2階から落ちるのと変わらない状況と言えます。
2階から落ちるとなると…
想像できる通り、着地の際に身体が壊れないかという「恐怖心」が生じます。
恐怖心によって体を固め、
しなやかに衝撃吸収ができなくなり、
体の故障のリスクが増やすことになります。
こうなっては、悪循環です。
下の図は、子どもがジャンプを習得するまでの流れです。
(著 クルト・マイネル、訳 金子明友:マイネルスポーツ運動学p308 平成25年9月1日、第15刷発行)
上記にあるように、
高く跳ぶよりも先に、着地から始めていることがわかります。
人は皆、自分の身を守りながら「できること」を模索し、チャレンジをし続けます。
チャレンジを行うためには、健康であることが大前提にあるのです。
アスリートのパフォーマンスアップを考える上で、
練習、トレーニングに健康を保障できる安全性が確保されているかを考える必要がありそうです。
◉着地練習をやりまくる
これは、「しゃがむ動作の数をこなせ」というわけではありません。
より安全な「着地練習」につながる細かいトレーニングをやりまくるという意味で捉えてください。
その①
「しゃがめる」
ジャンプというのは上下の運動です。
しゃがむという一番低い姿勢が楽に行えないと、衝撃を吸収できずに足底腱膜炎やアキレス腱損傷・断裂、腰の痛み、膝の痛みなどを引き起こします。
そのため、いかに楽に「しゃがめる」かがポイントとなってきます。
その②
「しゃがめるためにひつような可動域と筋力トレーニングをする」
最近は「しゃがんでください」といっても、できない人が増えています。
しゃがむためには背骨・肩甲骨・肋骨・股関節・足関節の他に、内臓や筋肉の柔軟性も必要となります。
今しゃがめない方は、今まで生きてきた中でしゃがむ機会がなかったり、病気やケガをきっかけに関節が動きにくくなっている可能性があります。
(※無理にしゃがむ動作を行うと新たなケガをする可能性があります。まずはお近くの体の専門家からアドバイスをもらってからトレーニングを取り組んでください。)
POLYLABOでのパーソナルを検討されている方は、以下の公式LINEからお声かけください!
◉まとめ
ブログで触れた範囲は①のところで、②から先はいろんなトレーニングがあります。
後日、ブログまたはブログとは違った形で発信しますので、お楽しみに!
少しずつ、皆様からいただいた要望に答えてタメになる情報を発信していきますので,
どうぞ、よろしくお願いします!
#polylabo #polygonal_laboratory
#姿勢動作分析 #スポーツ動作
#ジャンプ力アップトレーニング
0コメント